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朝日新聞 [メディア]

福島第1原発の吉田元所長から話を聞いた「聴取結果書」、いわゆる吉田調書に関して読売毎日 ( 共同通信 )も報じて各社の記事が出そろったようだ。

ぼくは朝日新聞なんて読んでいないので、先日図書館に寄って縮刷版を見せてもらった。
同じ資料を元にして報じているはずなのに、朝日だけが「所長命令に違反して所員の9割、650人が現場から逃げた」などと、これほど違う読み解き方をしているのはなぜなんだろう?
従軍慰安婦問題よりも悪意を強く持ってねじ曲げているようにぼくは思う。

朝日は「吉田調書を朝日新聞は入手した。」と書いているけれども、内容を読んだとは書いていないからね。
おそらく朝日の情報源は、調書作成時に内閣の中にいて調書の内容を知ることの出来た人物で、吉田元所長が非公開を望む上申書を提出していることも知っていて、デタラメを流布させてもうやむやになると高をくくっていた人。そしてとにかく東電が逃げたということにしておかないと、夜も空けきらぬ時間に東電本店に乗り込んで「撤退は許さないぞ」と激高していた『おっさん(吉田調書内の表現)』の面子がつぶれてよろしくないと心配する人なんだろうな。

朝日の記者の方はその意図に乗ったつもりじゃなくても、「緊急時には原発の職員は逃げる、誰が対処するというのか、こんな状態で原発の再稼働など許されるはずがない。」と書くことが出来てうれしかったんだろう。
「サイカドー ハンタイ」の文字があれば朝日新聞社と愛読者の絆は深まるからね。

いっときは外国でも「フクシマフィフティーズ」と称されていた人たちも、朝日の記事の後は「我先に逃げ出すのはセウォル号と一緒じゃないか」と言われるようになってしまった。

「待機命令違反」海外でも報道

吉田調書を巡っては、朝日新聞が5月20日付朝刊で内容を報道。2号機で衝撃音がし危機的状況に陥った2011年3月15日朝、「福島第1原発の9割の所員約650人が吉田氏の待機命令に違反し、福島第2原発に撤退した」と報じた。

この記事を受け、米紙ニューヨーク・タイムズ電子版が「パニックになった数百人の所員が命令に反し福島第1原発を見捨てた」と報じるなど、朝日新聞の報道は海外メディアで大きく取り上げられた。

毎日新聞 (2014.8.31)

議員さんたちの中には朝日新聞を責め立てる動きもあるようだけど、およしなさいな。
鼻血マンガの時と同様にその方面の信者の方たちは、「表現の自由の侵害だ」「権力による弾圧だ」などと的外れに興奮して快感に打ち震えるだけですよ。

新聞なんて大半が役所や団体の発表をなぞる記事で構成されているのだし、朝日がまた何かしでかすにしても、「朝日の書いていることだから」と眉に唾をつける賢明な人たちが増えるように努めた方がいいんじゃないの。
スポーツ紙や週刊誌でも大げさな見出しだけで中身がないと認識されているのがあるじゃないですか。その序列に朝日新聞も加えておけばいいんです。


子供じゃあるまいに [メディア]

あきれてしまいました。

シューカツで企業が血液型質問

シューカツで血液型を聞かれたらどうする? 就職活動で不況と東日本大震災のダブルパンチにあえぐ学生が悩んでいる。専門家は血液型による性格判断に科学的根拠はなく、面接で聞くことは差別につながりかねないと警告している。

中部地方の女子学生(21)は面接で血液型を聞かれて戸惑った。B型だが、かつて「マイペースで就活に不利な血液型だ」と言われ、気にかかっていたからだ。正直に答えたが、その会社は落ちた。

筆記も不調だったので、血液型が原因でないとは思う。しかし、被災地での態度が問題となり、7月に辞任した松本龍・前復興担当大臣が「B型だから」と言い訳していたのを見て、「B型の印象が悪くなる」とため息が出た。

男子大学院生(24)はメーカー系の面接で「君はA型ですか」と聞かれた。まじめな性格と言いたいのだろうと解釈し、「はい」と答えた。「当たったからいいが、もし違ったら対応に困ったと思う」という。

エントリーシートに記入させる企業もある。東日本にあるサービス業の採用担当者は「あくまで参考程度の質問」「特定の血液型を排除しているわけではない」としたうえで、「入社後に細かい作業をする部署もあるので、配置を考える上でも血液型を把握しておきたい」と説明する。

一方、ニセ科学に詳しい菊池誠・大阪大サイバーメディアセンター教授(物理学)は「いまだにそんな会社があるんですねえ」とあきれる。菊池教授によると、性格と血液型の関連性は見つかっておらず、「現代の迷信」という。「そもそも、自分の努力で変えられないことを就職の面接で聞くのはおかしい。企業側に自覚がなさすぎる」

日本労働弁護団の常任幹事を務める中野麻美弁護士は「仕事への適応能力をみる採用の場で、職務との関連性がない血液型の情報を求めるのは不合理だ。プライバシーを侵害し、いわれのない差別にあたるおそれがある」と話している。(岩波精)

朝日新聞(8/22)

企業に対してではありません。こんな事をぐずぐず考えている大学生がいるのかとびっくりしてしまいました。温室育ちのひ弱なもやしっ子すぎるんじゃないかなあ。

想像するに、面接官は受け答えを観察していたのではないでしょうか。
仮にその部分のやりとりでマイナス評価が付いたのだとしたら、自分の血液型を答えるだけのことで『戸惑った』り『気にかかって』いる態度が表情に出ていたんじゃないでしょうか。
「△型は××な気質といわれているけれども大丈夫ですか?」なんて訊かれたとしたら、「自分の性格が著しく仕事を妨げるとは思っていません。そういわれてみると自分の気質に当てはまる部分があるような気もするけれども、他の型の特徴といわれている所にも思い当たる部分もある。人間全てを血液型だけで4つに性格づけるなんて意味がないと思います。」とでも答えればいいじゃないですか。
結局学生の方が血液型信仰にはまりこんでるんですよ。
そしてもしぼくが面接官でそんな様子を感じ取れる学生が来たとしたら、やっぱりちょっと不安になるでしょうね。

就職はゴールじゃないんですよ。
血液型が理由で不採用になったと感じたのなら、そんな所で働くことにならなくて良かったと胸をなで下ろすのが普通じゃないですか。
そんな会社は干支で昇進を決めたり、生まれ月でボーナスを増減したり、占いで転勤を決めたりなんてこともしているかもしれません。

くだらないことを考えておどおどせずに、堂々と自分をアピールしろよ。
しっかりせい!

記事後半に出てくる大学教授や弁護士もなんだかなあ。
> 「自分の努力で変えられないことを就職の面接で聞くのはおかしい」
訊くだけでもいけませんか? ガラス細工のように繊細で美しい世界に住んでいらっしゃるんでしょう。
名前とか生年月日とか出身地とか家族構成とか、変えようのない事はたくさん訊かれているように思いますけど。
ぼくなんか家族構成が典型とは違っているから(小学校から片親で育った)、「そういう家庭環境の人は、会社の金に手を付けたりしませんか?」とど真ん中にストレートを投げ込まれた事があったなあ。今から思えばあれも反応の様子を観察されていたんでしょう。本気で心配していたのなら、黙って×を付ければ済む話です(失敗した!)。

こんな記事を印刷して配っている新聞も底が浅いというべきか、ヒマなのねと同情すべきか。
これが指折りの大手全国紙の姿です。
企業の不合理を暴くつもりならば、「排除する人を血液型で決めています」という企業を見つけてそれを盛り込んだ記事にしないと踏み込み不足じゃないですか。

今はどうなのか知らないけれど、新聞社って出身大学や知り合いの有無によってエントリーすら出来ないような時代もありましたよね(ぼくは新聞社で仕事したいと思った事はありませんが)。
そういうのは問題じゃないのかしら?

大新聞、大学教授、弁護士が「たいへんだ」と口をそろえているってことは、人気低迷で悩んでいるフットワークの軽い(頭はもっと軽~い)政治家が「就職試験における質問事項を規制する必要がある」とか言い出して、厚生労働省に新規予算を配分するようなことになるのかねぇ。
大丈夫か、この国は?


使命を見失った番犬 [メディア]

事故を起こした中国の鉄道が早期に営業運転を再開したことに対して、日本の新聞にも批判的な記事が載っています。中国国内の報道も引用しながら、「事故の検証が不十分なままで運転を再開するなんて…」と怒りすら感じ取れるような書きっぷりです。
こんな形で再開してしまっては事故のリスクを軽減出来ないじゃないかとはぼくも思うし、その論旨に異論はありません。

でもね、先月のことですよ…

経済産業大臣が、福島事故の検証をなおざりにしたまま他の原発には問題ないと営業運転再開に向けて動いた時に、日本の新聞は怒っていましたか?
『ストレステスト』という概念が出てきて再起動が難しい状況になった時、条件を後出しして混乱を招いたことが不適切だと、システムの安全確保から目を反らした論評をしていたじゃあないですか。
   → 安全確認とは何か?   懲りない面々

社会のwatchdogとしての役割をマスメディアは担っているなんていわれます。
また、中国は情報統制が厳しく都合の悪いことは報道されないといわれています。

上に記したような現状を考えた時、日本と中国のどちらのメディアが番犬としての立場をより大切にし、都合の悪いことでも記事にまとめ上げる意欲を有しているのか - よくわからなくなってしまいます。


寝ぼけちゃだめだよ [メディア]

昨日の新聞を読んでいて、ため息が出てしまったので書き留めておきたい。

 不正経理:神奈川県警、03~08年度14億円 横浜市は6年で2億9700万 (毎日新聞)

 ◇金券換金し飲食費
 神奈川県警は5日、本部54部署と全54警察署で03~08年度の6年間、総額14億318万円の不正経理があったと発表した。業者に公金をプールする「預け」は7億4970万円あり、うち3443万円を図書券やビール券などの金券で受け取り、換金して捜査の打ち上げなど飲食費にもあてていた。私的流用は確認されていない。
 調査結果によると、内訳は、「預け」7億4970万円のほかに▽納品を翌年度に回す「翌年度納入」3億1430万円▽契約せずに物品を納入させる「契約前納入」1億8419万円--など。170業者がかかわったとみられ、聞き取り調査に、署の会計課長や経理担当職員など117人が不正経理への関与を認めたという。
 渡辺巧・県警本部長は同日の県議会防災警察常任委員会で「調査結果を真摯(しんし)に受け止め、原因を徹底的に分析して再発防止に努める」と陳謝した。

 ◇横浜市は6年で2億9700万
 一方、横浜市も04~09年度の6年間に、2億9712万円(623件)の不正経理があったとする内部調査結果を発表した。私的流用は確認されていない。「翌年度納入」が全体の約9割を占め、採寸が遅れた消防服や市立小学校の扇風機などを購入していた。「預け」は約620万円が確認され、11業者に市費をプールさせ、現在も約26万円残っているという。

警察の発表内容がそうだったから、そのまま書き写したのでしょう。

 『…うち3443万円を図書券やビール券などの金券で受け取り、換金して捜査の打ち上げなど飲食費にもあてていた。私的流用は確認されていない。』

何ですか、この文章は。
仲間内の飲み食いは自分の財布でまかなうのが当然でしょう。自分の財布でまかなうべき所に公金を費やすことを『私的流用』というのではないのか。

こんなふうに調査を結論づけて発表する警察の厚顔にもあきれるが、何の批判意識も持たずに記事をつくって印刷し、全国に配布する新聞社って何なんだ。

彼らは単なるコピーマシンなのか?


海外テレビ局の総選挙レポート [メディア]

日本の総選挙を伝える海外テレビのニュースを見ていて気付いたことがある。
経済の低迷を示す世情のひとつとして、ホームレスの人々の姿を映し出すレポートが複数放送されている。
   例えば → BBCアルジャジーラ

日本のテレビ局では、情勢分析やら選挙戦術やら、タスキをかけて選挙運動する側の関心を満たすためのニュースを多く見かけたけれど、政治家が対処しなければならない課題を深く追求する視点があったのだろうか?

以前にも書いたかもしれないが、アジアのこと、時には日本のことであっても、日本のメディアからは得られない情報や視点が、海外発の報道から得られることがある。

政治に求めたいことはあるだろう。でも、住所の登録が無ければ、投票所の入場券が配達されることはない。
入場券を持たない彼らへ、ブルーシートや段ボールを材料にした住まいへ、歩み寄って声をかけた立候補者がいたのだろうか?

そう、選ばれる側の視点から取材を組み立てているかぎり、ホームレスの事情が選挙関連のニュースになることはありえない。


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