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日本はどう見られているのか [外から見た日本]

今日、書く内容は、ぼくがチュニジアで付き合っている職場の同僚を中心とする人たちや、たまたま言葉を交わした通りすがりの人たちという、限られたサンプルの中で感じ取ったことなので全体に普遍的とは言えないかもしれません。

こちらの人たちはアラビア語を使ういわゆるアラブ人が大半なのですが、日本については概ね良い印象を抱いているように思います(職場の連中はあらかじめわかって日本人を迎えているわけですから、あまり変なことは言わないでしょうが)。
街中で「ケッ、ジャポネか!」というような態度をあからさまに示されたことは、これまでのところ1度だけです。

『先進的な技術を有するモダンな国』、簡潔に言えば彼らの印象はこのようなものだと思います。
自らも技術者だという人が特に関心を持っているように思われ、街中で出会った若者に「実際の様子はどうなのよ?」と呼び止められて話し合ったことも何度かあります。
ソニーやトウシバの方がトヨタやニッサンよりも知名度は高いのではないでしょうか。自動車は地理的に近いフランス車やドイツ車の比率が多く、日本の電器製品の方がより身近なようです(ISUZUと書いたピックアップトラックはよく見かけます)。

積極的に知ろうと思えば情報はあるようで、毎日一緒に作業をしている職場の同僚がある日ニヤニヤしながら、「日本には軍隊は無いんだろう」と切り出してきたことがあります。「残念ながら、立派な軍備を有している。イラクに兵力を送ってもいる」と返すと、頷くだけです。彼は戦争放棄の基本法を掲げつつ外国に出兵していることを全て知っていて、わざとそのように言ってみたわけです。

感心させられたことのひとつが、多数の人が『広島・長崎』を知っていて、高い関心を持っているということです。
学校の授業で習うらしいのですが、そのような経験を経て今の『モダンな国』になった日本という見方をしています。
ぼくがこちらに来た後で、同僚のひとりが研修のため日本に短期間出かけていったのですが、その出発前に話した際に、見てみたい日本の都市として挙げたのが京都ではなく広島でした。
遊びに行ったわけではないので実際には時間が無くて実現できなかったようですが、「広島のミュージアムを見たい」と言っていたのが、強くぼくの記憶に残っています。(象徴的な地名としてまず広島が思い浮かぶようです。長崎の関係者の皆さんごめんなさい-とぼくが謝ってもどうしようもないのですが。)

今度ぼくが日本に立ち寄る際には、写真集などの資料を手に入れて持ち帰り、見せてあげることにしたいと思っています(アラビア語かフランス語で記述されたものはあるのかな?)。
こちらに写真パネルなどの資料を持ち込んで展示会を開くと、多くの人が集まるのかもしれません(とは言ってもこちらの政治体制の中で、そのようなことが実現可能なのかどうか全くわからない無責任な思いつきですが)。

北米の大統領の目にどう映るかということばかり考えて、日本の進路を決めてはいけません。


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